幸せになる!! 前編
「そういう時に飲ませる薬をもらった」
「…それって」
「精神安定剤。
元々、不安定な子なの」
そこまで言って、夏菜子は凛月を見た。
粋香が、精神的に不安定なところがあると知り、粋香を避けないか気になったのだ。
だけれど、粋香を見る、凛月の目は以前と変わらない。
「すいちゃん、あんな事があったから、当たり前かもだけど、男の人が嫌いになったの。
純生にもよそよそしい感じで。
なんか、男 = 性欲の塊と思っているようで…」
「かなちゃん」
突然、先程までテレビを見ていた粋香が、こちらを見ている。
「なんか、ココロが疲れた」
心なしか、顔色も悪い。
「あ、じゃあ、横になろうか」
夏菜子が、粋香を、部屋に連れていこうとすると、
「りっちゃんがいい」
きっぱりとした口調で、粋香は言った。
「…それって」
「精神安定剤。
元々、不安定な子なの」
そこまで言って、夏菜子は凛月を見た。
粋香が、精神的に不安定なところがあると知り、粋香を避けないか気になったのだ。
だけれど、粋香を見る、凛月の目は以前と変わらない。
「すいちゃん、あんな事があったから、当たり前かもだけど、男の人が嫌いになったの。
純生にもよそよそしい感じで。
なんか、男 = 性欲の塊と思っているようで…」
「かなちゃん」
突然、先程までテレビを見ていた粋香が、こちらを見ている。
「なんか、ココロが疲れた」
心なしか、顔色も悪い。
「あ、じゃあ、横になろうか」
夏菜子が、粋香を、部屋に連れていこうとすると、
「りっちゃんがいい」
きっぱりとした口調で、粋香は言った。