幸せになる!! 前編
朝練が終わり、凛月が教室に戻ると、違うクラスの夏菜子がいて、凛月は驚く。
「おい、もうすぐチャイム鳴るぞ」
「いいの、いいの」
何がいいのかわからないが、夏菜子は笑う。
「それより、純生に聞いたんだけどぉ、忘れられない人って言うのは、元カノ?
てか、なんで幸せに出来なかったからって、新しく恋しちゃいけないの?」
「元カノ…とは思いたくないけど、でも、多分それ。
人には話した事ないけど、中学生の時に、その人、死んだ。
自分を罰するとかそういうのではないけど、なんか、幸せになっちゃいけない気がして…」
「そんな事ない!」
夏菜子は即答したが、その目は涙で潤んでいて、凛月は怯み、純生は優しく夏菜子の背中をさする。
「おい、もうすぐチャイム鳴るぞ」
「いいの、いいの」
何がいいのかわからないが、夏菜子は笑う。
「それより、純生に聞いたんだけどぉ、忘れられない人って言うのは、元カノ?
てか、なんで幸せに出来なかったからって、新しく恋しちゃいけないの?」
「元カノ…とは思いたくないけど、でも、多分それ。
人には話した事ないけど、中学生の時に、その人、死んだ。
自分を罰するとかそういうのではないけど、なんか、幸せになっちゃいけない気がして…」
「そんな事ない!」
夏菜子は即答したが、その目は涙で潤んでいて、凛月は怯み、純生は優しく夏菜子の背中をさする。