君が好きなんだ。
やっぱり、好き。
週明け月曜日。
「須田くん、おはよう」
「おはよう、って、髪…」
デスクについて挨拶をした私に顔をあげた須田くんは固まっていた。
「うん、変えてみたの。えへへ」
週末、凛と話して気分を前向きにした私は美容院にいった。今までストレートヘアだったけど、初めてデジタルパーマをかけてみた。自分では思っていた以上に似合っていたので気に入っているのだけれど、
「あぁ、うん、いいじゃん。似合ってる」
「えへ、ありがとう」
私は照れながらクルンとなった毛先をさわった。
「…なんか、大人っぽくなったな」
「そう?これで部長に大人扱いされるかなぁ?」
「いや、それはどうだろ?」
「えっ?ダメ?」
「中身がゆるキャラだから」
「ひどいですね。須田さん」
睨むと須田くんは笑いながら『失礼』と謝った。
「沢村ーどうしたー?頭爆発したかぁ?」
オフィスに入ってきた部長の第一声に私は頭をたれ、部署内は大笑いの渦になったのはそれから5分後のお話。
「須田くん、おはよう」
「おはよう、って、髪…」
デスクについて挨拶をした私に顔をあげた須田くんは固まっていた。
「うん、変えてみたの。えへへ」
週末、凛と話して気分を前向きにした私は美容院にいった。今までストレートヘアだったけど、初めてデジタルパーマをかけてみた。自分では思っていた以上に似合っていたので気に入っているのだけれど、
「あぁ、うん、いいじゃん。似合ってる」
「えへ、ありがとう」
私は照れながらクルンとなった毛先をさわった。
「…なんか、大人っぽくなったな」
「そう?これで部長に大人扱いされるかなぁ?」
「いや、それはどうだろ?」
「えっ?ダメ?」
「中身がゆるキャラだから」
「ひどいですね。須田さん」
睨むと須田くんは笑いながら『失礼』と謝った。
「沢村ーどうしたー?頭爆発したかぁ?」
オフィスに入ってきた部長の第一声に私は頭をたれ、部署内は大笑いの渦になったのはそれから5分後のお話。