彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)
朔也さんからいただいたのはシャンパンで、みんなにも大好評。
もちろん私もおいしく頂いた。
小さい頃に飲んだジュースとは比べ物にならないぐらいおいしかった。
ほんとにお酒入ってるの?って思っておかわりしようとしたらすでになくなってた。
伯母さんは元々酒豪でその息子の潤兄が飲めないわけがない。
お父さんと三人でかなり盛り上がって飲んでる。
お母さんは持ってきてくれたケーキがお目当てで飲むのをやめたみたい。
食べるのをやめて飲みに入っているのを確認して、お母さんと私はテーブルの上を片付け始めた。
私だって早くケーキ食べたいし。
大体の片づけを終えるとお母さんが
「そろそろケーキ出してもいいかしら?姉さん」
「私はいつでもいいわよ?ケーキでお酒飲むから」
え?
ケーキでお酒?
生クリームとお酒って合うの?
「桃華ちゃん、お紅茶淹れてね?」
普段はキッチンに入れてくれないお母さんもお茶だけは任せてくれる。
お母さん曰く「桃華ちゃんの淹れるお茶はおいしい」のだそうで。
私だって会社でお茶淹れたりするし、お茶をまずく淹れる人なんていないでしょう?
「桃、俺いらない」
「えー潤兄ちゃん、ケーキも食べないの?」
「今日は浴びるほど飲むし、大体酒の途中でお茶とか」
「そうよね~潤季ちゃん今日は好きなだけ飲んでね?」
あれ?
今日ってそういえば帰らないの?
キッチンにいるお母さんに聞いてみれば今日は最初から泊まりの予定だとか。
でもこんな風におばさんたちと一緒にクリスマスを過ごすのは子供の頃以来。
急に今年は一緒に過ごそうなんて……
「桃華ちゃんも結婚しちゃったらこうやって一緒にクリスマスお祝いできないでしょう?だから今年は特別」
浴衣の時もそうだし、今年のクリスマスのことも。
最近お母さん、私の結婚の事を言い始めたけど、私。相手いないんですけど?
彼がいる話も一度もしてないし、大体本当にいないし、何度もそう言ってるのになんでだろ?
「私はまだまだ結婚なんてしないし、大体相手いないし」
「そんなこと言ってるのは今だけ、かもしれないわよ?桃華ちゃん」
なんだかよくわかんないんだけど……
「桃華ちゃんしだいって事、かしらね?」
え?私しだい、なの?
もちろん私もおいしく頂いた。
小さい頃に飲んだジュースとは比べ物にならないぐらいおいしかった。
ほんとにお酒入ってるの?って思っておかわりしようとしたらすでになくなってた。
伯母さんは元々酒豪でその息子の潤兄が飲めないわけがない。
お父さんと三人でかなり盛り上がって飲んでる。
お母さんは持ってきてくれたケーキがお目当てで飲むのをやめたみたい。
食べるのをやめて飲みに入っているのを確認して、お母さんと私はテーブルの上を片付け始めた。
私だって早くケーキ食べたいし。
大体の片づけを終えるとお母さんが
「そろそろケーキ出してもいいかしら?姉さん」
「私はいつでもいいわよ?ケーキでお酒飲むから」
え?
ケーキでお酒?
生クリームとお酒って合うの?
「桃華ちゃん、お紅茶淹れてね?」
普段はキッチンに入れてくれないお母さんもお茶だけは任せてくれる。
お母さん曰く「桃華ちゃんの淹れるお茶はおいしい」のだそうで。
私だって会社でお茶淹れたりするし、お茶をまずく淹れる人なんていないでしょう?
「桃、俺いらない」
「えー潤兄ちゃん、ケーキも食べないの?」
「今日は浴びるほど飲むし、大体酒の途中でお茶とか」
「そうよね~潤季ちゃん今日は好きなだけ飲んでね?」
あれ?
今日ってそういえば帰らないの?
キッチンにいるお母さんに聞いてみれば今日は最初から泊まりの予定だとか。
でもこんな風におばさんたちと一緒にクリスマスを過ごすのは子供の頃以来。
急に今年は一緒に過ごそうなんて……
「桃華ちゃんも結婚しちゃったらこうやって一緒にクリスマスお祝いできないでしょう?だから今年は特別」
浴衣の時もそうだし、今年のクリスマスのことも。
最近お母さん、私の結婚の事を言い始めたけど、私。相手いないんですけど?
彼がいる話も一度もしてないし、大体本当にいないし、何度もそう言ってるのになんでだろ?
「私はまだまだ結婚なんてしないし、大体相手いないし」
「そんなこと言ってるのは今だけ、かもしれないわよ?桃華ちゃん」
なんだかよくわかんないんだけど……
「桃華ちゃんしだいって事、かしらね?」
え?私しだい、なの?