彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)


【天使ちゃんギルドとか興味ある?^^】


ギルドってあの仲良しさんが集まって作ってる集団とかよね?

今のところ友達がいないとゲームが進めないっていう状況はないから特には必要ないけど。


【んー。今は考えてないです】

【うちのギルド紹介するから入りたくなったらいつでも声かけてね^^】

【はい ありがとうございます】

【クエでギルドに入れっていうのもあるから^^】

【え?そうなんですか?】


じゃあ入らないとダメなんじゃ?


【クエクリアするためだけのギルドもあるし、ギルド入りたくない人もいるしね^^】

【はぁ、そうなんですか】

【うん^^それにギルド入ると恩恵も色々あるからね】

【へー】

【入っちゃえば?イヤだったら抜けてくれてもいいし^^】

【こんな低レベルで入って迷惑じゃないんですか?】

【天使ちゃんなら大歓迎だよ^^あージュンも同じギルドだし安心だと思うよ^^】


一人でも知った人がいれば少しだけ安心、かな?


【じゃあ入っちゃいますか】

【うん、ちょっと待ってね、今招待飛ばすから^^】


しばらく待っていると、ギルドへの招待状が届いてそのままYESを押すとギルドへの入団が許された。



CUBE:ようこそー♪

雪姫:はじめましてーヽ( ̄▽ ̄)ノ

マッド:よろしゅう

エリザベス:よろしくです^^



一気にギルドチャットから流れる言葉の洪水についていけなくてて戸惑っていると、



スーラ:みんなに一気言ったらかわいそうだよ^^;フレのフトモモ天使ちゃん みんなよろしくね^^

フトモモ天使:どうぞよろしくおねがいします^^

雪姫:よろー♪ヽ(´▽`)/



一通りログインしているギルドメンバーに挨拶を終えると今度はPTチャットでスーラさんが話しかけてきた。



スーラ:とりあえず、インとアウトの挨拶だけしておけばおkだから^^

フトモモ天使:わかりました!色々ありがとうございます

スーラ:せっかくオンラインゲームしてるんだし、たくさんの人と関わった方が楽しいからね^^



うん、確かに。
そこがオンラインゲームの醍醐味だけど、人間関係面倒くさいって言うのも結構あったりするんだよね。

姿が見えないからこそ気を使う部分もあって、リアルとネットでは付き合い方も違ったりするからそこはちょっと難しい。

ま、でもこのギルドはなんか明るそうだし、楽しく出来そうかな。
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