彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)
さらに続けて望亜奈さんは、
「でもさ、イトコと二人で食事とか、なんかエロイわぁ」
は?どのへんが?
ただの食事ですよ?
「望亜奈さん、変な小説読みすぎなんじゃないですか?!」
「あーそうかも。最近妄想小説に嵌ってて、禁断系恋愛とかね、いいのよ」
妄想小説って、携帯小説の間違いじゃないんでしょうか?
しかもそれ、禁断ていうぐらいだからよくはないんじゃ……
「まっでも、イトコは結婚できるしね。禁断でもないか」
ちっちゃい頃は潤兄と結婚するって言ってたみたいだけど、そんなの子供の頃にはよくある話。
潤兄だって、そんなのもう忘れてるだろうし。
だいたい潤兄との結婚なんてありえないよ。
「結婚なんてしないですよ」
「じゃあ、紹介して♪」
全く人の話聞いてません。望亜奈さんは。
そういえば、潤兄の好みのタイプって聞いたことなかったな。
と、そこにメールの受信。
仕事時間中だからこっそり開いて確認すると今まさに噂していた潤兄から。
【桃、今日ひま?メシ食う?】
「お。」
「ん?どした?」
「望亜奈さんって今日暇ですか?」
「うん、平気だけど?」
【お友達も一緒にいいかな?美人さんだよ】
で、送信っと。
【いいよ】
「望亜奈さん潤兄と今日ご飯行きましょうね?」
「誰?潤兄って」
「さっき噂してた従兄弟です。ご馳走してもらっちゃいましょう」
「桃ちゃんこそ、腹黒いよ」
「へへ、いいんですよ。じゃ早く仕事終わらせちゃいますね?」
ご飯に釣られてちょっとだけやる気を出した私。
合コンとか紹介とかはいやだけど、お友達として会わせるのならいいかなって。
だけど、それがいけなかった。
まさかこの二人が結託するなんて思っても見なかった。
「でもさ、イトコと二人で食事とか、なんかエロイわぁ」
は?どのへんが?
ただの食事ですよ?
「望亜奈さん、変な小説読みすぎなんじゃないですか?!」
「あーそうかも。最近妄想小説に嵌ってて、禁断系恋愛とかね、いいのよ」
妄想小説って、携帯小説の間違いじゃないんでしょうか?
しかもそれ、禁断ていうぐらいだからよくはないんじゃ……
「まっでも、イトコは結婚できるしね。禁断でもないか」
ちっちゃい頃は潤兄と結婚するって言ってたみたいだけど、そんなの子供の頃にはよくある話。
潤兄だって、そんなのもう忘れてるだろうし。
だいたい潤兄との結婚なんてありえないよ。
「結婚なんてしないですよ」
「じゃあ、紹介して♪」
全く人の話聞いてません。望亜奈さんは。
そういえば、潤兄の好みのタイプって聞いたことなかったな。
と、そこにメールの受信。
仕事時間中だからこっそり開いて確認すると今まさに噂していた潤兄から。
【桃、今日ひま?メシ食う?】
「お。」
「ん?どした?」
「望亜奈さんって今日暇ですか?」
「うん、平気だけど?」
【お友達も一緒にいいかな?美人さんだよ】
で、送信っと。
【いいよ】
「望亜奈さん潤兄と今日ご飯行きましょうね?」
「誰?潤兄って」
「さっき噂してた従兄弟です。ご馳走してもらっちゃいましょう」
「桃ちゃんこそ、腹黒いよ」
「へへ、いいんですよ。じゃ早く仕事終わらせちゃいますね?」
ご飯に釣られてちょっとだけやる気を出した私。
合コンとか紹介とかはいやだけど、お友達として会わせるのならいいかなって。
だけど、それがいけなかった。
まさかこの二人が結託するなんて思っても見なかった。