彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)
6日目
《月曜日》 リフレッシュできたはずの週明け また一週間のはじまり
ゲーム三昧で過ごした週末も終わり、今日は月曜日。
「桃ちゃん、おはよー」
「あ、おつかれさまです、望亜奈さん」
「金曜日はありがとうね」
「いえ、おかげで夕飯代浮いちゃいました」
「なんかイマイチだったよねー。良かったのは年齢だけ。どっかに堂地主任みたいな素敵な人転がってないかなぁ」
いや。
堂地主任がその辺に転がってたら迷惑です。
怖くてその辺歩くのも油断ならないなんて。
「あの、望亜奈さん。どのへんが素敵だと思うんですか?」
「えーまず顔でしょう?あと、あの丁寧な話し方もいいし、冷たい感じもまたいいよねー♪」
「ハァ……」
望亜奈さんって冷たい感じがいいってMなんでしょうか。
顔がいいって言うのは、まぁ認めます。初めて配属された時、素敵な人だなって一瞬でも思った自分がいますから。
でも、あの冷静沈着っていうのか、あの態度はどうも人っぽくないと思うんですよ。
だからすごく苦手で。
「あ、でも別に付き合いたいとか思ってないから」
「へ?そうなんですか?」
「うん、観賞用よ観賞用。付き合うのはやっぱり優しい人がいいもん」
ですよね……。
私もそう思います。
「だから、また合コン参加してね」
「ぇ。」
「今度はもう少し若いの探しておくからね」
「……」
望亜奈さん主催の合コンからは逃げられそうにありません。
「天ヶ瀬さん」
「あ、はい」
って振り向いたところには、その噂の堂地主任。
気づけばすでに望亜奈さんはいなくて。
まさか今の話聞かれてないよね?
「桃ちゃん、おはよー」
「あ、おつかれさまです、望亜奈さん」
「金曜日はありがとうね」
「いえ、おかげで夕飯代浮いちゃいました」
「なんかイマイチだったよねー。良かったのは年齢だけ。どっかに堂地主任みたいな素敵な人転がってないかなぁ」
いや。
堂地主任がその辺に転がってたら迷惑です。
怖くてその辺歩くのも油断ならないなんて。
「あの、望亜奈さん。どのへんが素敵だと思うんですか?」
「えーまず顔でしょう?あと、あの丁寧な話し方もいいし、冷たい感じもまたいいよねー♪」
「ハァ……」
望亜奈さんって冷たい感じがいいってMなんでしょうか。
顔がいいって言うのは、まぁ認めます。初めて配属された時、素敵な人だなって一瞬でも思った自分がいますから。
でも、あの冷静沈着っていうのか、あの態度はどうも人っぽくないと思うんですよ。
だからすごく苦手で。
「あ、でも別に付き合いたいとか思ってないから」
「へ?そうなんですか?」
「うん、観賞用よ観賞用。付き合うのはやっぱり優しい人がいいもん」
ですよね……。
私もそう思います。
「だから、また合コン参加してね」
「ぇ。」
「今度はもう少し若いの探しておくからね」
「……」
望亜奈さん主催の合コンからは逃げられそうにありません。
「天ヶ瀬さん」
「あ、はい」
って振り向いたところには、その噂の堂地主任。
気づけばすでに望亜奈さんはいなくて。
まさか今の話聞かれてないよね?