彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)
バレンタインクエストの結果は夜に出る?
リアルのチョコも バレンタインイベントの結果も 自分しだい ガンバレ私。
コーヒーショップの入ると姿勢を正して静かにコーヒーを飲む主任の姿を捉えた。店内はざわついているけれど、そこだけなんだか空気が違って見える。
やっぱり、かっこいいなぁ……
って、そうじゃなくてっ
お待たせしてるのに、入り口でぼーっとして主任に見とれてるとか
主任の待つ席に少しずつ近づいていく。
私はもう一度左手の紙袋をぎゅっと握りなおしてから主任に声をかけた。
「お疲れ様です。すみません、おまたせしてっ」
言いながら思いっきり頭を下げた私に主任は、
「寒かったでしょう?何か飲みますか?」
寒かったっていうか、それどころじゃなかったからそうでもなくて。
ていうか、何か飲みますかって言った?
はっとして顔を上げたときに見えたのはカウンターに向かう主任の後姿。
この勢いでここでチョコを渡してさっさと帰っちゃおうなんて思ってたのにそれもさせてもらえなくて。その場にたたずむ。
戻ってきた主任が「キャラメルマキアート、でいいですか?」て目の前にカップを置く。
それは年末に主任と行ったコーヒーショップで私がオーダーしたもので。
覚えてて、くれたんだ……
「飲んだら温まりますよ?」そう言って主任が座ったので私もつられてその場に座る。
こうやって主任と向かい合うと、
主任を呼び出してまでこの場にいることや、これから私がしなくちゃいけないことを考えると寒さよりも……
コーヒーを飲む主任をちらりと見ればその瞬間に目が合ってしまって優しく微笑まれた。
!!!
主任、それ、反則です!
ドキドキとうるさい音を立てていた心臓がさらに早くなってる気がする。
大丈夫?私?
こういうときはまずどうするんだっけ。
とりあえず、飲み物を飲んで落ち着こう。うん、そうしよう。
やっぱり、かっこいいなぁ……
って、そうじゃなくてっ
お待たせしてるのに、入り口でぼーっとして主任に見とれてるとか
主任の待つ席に少しずつ近づいていく。
私はもう一度左手の紙袋をぎゅっと握りなおしてから主任に声をかけた。
「お疲れ様です。すみません、おまたせしてっ」
言いながら思いっきり頭を下げた私に主任は、
「寒かったでしょう?何か飲みますか?」
寒かったっていうか、それどころじゃなかったからそうでもなくて。
ていうか、何か飲みますかって言った?
はっとして顔を上げたときに見えたのはカウンターに向かう主任の後姿。
この勢いでここでチョコを渡してさっさと帰っちゃおうなんて思ってたのにそれもさせてもらえなくて。その場にたたずむ。
戻ってきた主任が「キャラメルマキアート、でいいですか?」て目の前にカップを置く。
それは年末に主任と行ったコーヒーショップで私がオーダーしたもので。
覚えてて、くれたんだ……
「飲んだら温まりますよ?」そう言って主任が座ったので私もつられてその場に座る。
こうやって主任と向かい合うと、
主任を呼び出してまでこの場にいることや、これから私がしなくちゃいけないことを考えると寒さよりも……
コーヒーを飲む主任をちらりと見ればその瞬間に目が合ってしまって優しく微笑まれた。
!!!
主任、それ、反則です!
ドキドキとうるさい音を立てていた心臓がさらに早くなってる気がする。
大丈夫?私?
こういうときはまずどうするんだっけ。
とりあえず、飲み物を飲んで落ち着こう。うん、そうしよう。