彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)
アースについて早速生ビールを飲み始めた潤兄。
ほんとにおいしそうに飲むなぁ。
私もそんな風にお酒を飲めたらいいのに。
「そうだ、望亜奈さんがね。潤兄にお礼言ってた」
「あぁなんかうまくいったんだって?」
「そうみたい。今日もいっぱいノロケられちゃった」
ほんと幸せそうだった。
いいなぁ。私もあんな風に……
「あ、そうだ。桃がチョコ作ったって母さんに言ったらスゲー喜んでた」
「きっかけを作ってくれたのは伯母さんだし、逆にこっちがお礼を言いたいぐらい」
「へー」
「あれからもね、お菓子つくってるんだ」
「ふぅーん」
ちょっと、話し振っといて何、急にその気のない返事。
これだから潤兄は。
目の前につまみを並べてビールをおいしそうに飲む潤兄。
えっと、今日の趣旨ってなんでしたっけ?
「明日ヒマだったら今日のやり直しする?」
「えっと、明日はちょっと。約束があって……」
「そう」
チラッとこちらを見て、またビールを飲んだ潤兄、
明日誰とどこに行くかなんて潤兄には言えない。
この前も説教?みたいなのされたばかりだし。
「明日ちょっと早いから今日は早く寝ようかな、なんて」
「どこ行くの?」
あれ?
じゃあ帰ろうかってくるところじゃないの?そこ。
なんでそうなっちゃうの?
「えっと、水族館」
「ダレと?」
そこまで聞いちゃう?
でもまさか本当の事は言えないし、
「あー、ほら。友達。うん」
友達って便利な言葉。
そう言っておけばとりあえず納得するでしょ。
「へー……友達、ねぇ」
お願いだからそれ以上突っ込まないで下さい。
「あ、潤にぃ、ビールないみたい。頼もうか?」
「いいよ、もう。そろそろ帰ろう。明日早いんだろ?」
「あ、うん」
潤兄。諦めてくれたみたい。
これで家まで送ってあげれば任務完了。
ほんとにおいしそうに飲むなぁ。
私もそんな風にお酒を飲めたらいいのに。
「そうだ、望亜奈さんがね。潤兄にお礼言ってた」
「あぁなんかうまくいったんだって?」
「そうみたい。今日もいっぱいノロケられちゃった」
ほんと幸せそうだった。
いいなぁ。私もあんな風に……
「あ、そうだ。桃がチョコ作ったって母さんに言ったらスゲー喜んでた」
「きっかけを作ってくれたのは伯母さんだし、逆にこっちがお礼を言いたいぐらい」
「へー」
「あれからもね、お菓子つくってるんだ」
「ふぅーん」
ちょっと、話し振っといて何、急にその気のない返事。
これだから潤兄は。
目の前につまみを並べてビールをおいしそうに飲む潤兄。
えっと、今日の趣旨ってなんでしたっけ?
「明日ヒマだったら今日のやり直しする?」
「えっと、明日はちょっと。約束があって……」
「そう」
チラッとこちらを見て、またビールを飲んだ潤兄、
明日誰とどこに行くかなんて潤兄には言えない。
この前も説教?みたいなのされたばかりだし。
「明日ちょっと早いから今日は早く寝ようかな、なんて」
「どこ行くの?」
あれ?
じゃあ帰ろうかってくるところじゃないの?そこ。
なんでそうなっちゃうの?
「えっと、水族館」
「ダレと?」
そこまで聞いちゃう?
でもまさか本当の事は言えないし、
「あー、ほら。友達。うん」
友達って便利な言葉。
そう言っておけばとりあえず納得するでしょ。
「へー……友達、ねぇ」
お願いだからそれ以上突っ込まないで下さい。
「あ、潤にぃ、ビールないみたい。頼もうか?」
「いいよ、もう。そろそろ帰ろう。明日早いんだろ?」
「あ、うん」
潤兄。諦めてくれたみたい。
これで家まで送ってあげれば任務完了。