彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)
食後のコーヒーをいただいていたら朔也さんがもう一度来て。
「桃華ちゃんにお土産用意しておいたから、帰るときにうけとってね」
「え?」
「純哉はさっき飲んだやつ持って帰る?」
「お?いいの?」
「まだ時間も早いし純哉の家で飲みなおせば?」
主任の家で?飲みなおす?
「待っててくれれば十二時ぐらいには俺も行けるし」
「は?」
「初日の出も一緒に見に行けなかったし、俺だって桃華ちゃんと話ししたいし」
「なにそれ、わけわかんねー」
主任がおもいっきり嫌がってます。
そうだよね。いきなり家に来るとか言われたら普通はこうなるよね。
「ね?桃華ちゃん。どうかな?」
「あ、あの。でも……」
目の前の主任を見る。
だって、嫌だってオーラすごく出てるし。
「……実は昨日、俺の誕生日だったんだよねー。桃華ちゃんにお祝いしてもらいたいなーなんて」
少しだけ寂しそうに言う朔也さん。
お誕生日って知ってたらちゃんと準備してきたのに!
今日ここにくるんだし、主任もそういうこと言ってくれればいいのに。
「え?!そうなんですか?お祝い何も用意してなくて、」
「だから、いいよ?これからお祝いしてくれたら、ね?」
ね?って朔也さんのそのウインク一つの攻撃力は半端ないんですって。
至近距離で、それってほんとやめていただきたい。
だって、視線の隅っこに見えてる主任がすごい形相で睨んでるから。
こ、怖いです、主任。
「主任も迷惑じゃ―――」
「そんなわけないから、大丈夫。な?純哉」
「あ?」
「大丈夫、だよな?」
後ろを向いて主任に言っている朔也さん。私からは見えないけれど、主任に何か言ってるような…
「……早く、来いよな。天ヶ瀬さんだって疲れてるんだから」
「おっけーわかった。クローズしたらなるべく早く行くよ」
そう言うと、いつものように丁寧にお辞儀をして戻っていった朔也さん。
えっと、なにこれ。
主任のおうちに行って朔也さんと主任と三人で飲むの?
「桃華ちゃんにお土産用意しておいたから、帰るときにうけとってね」
「え?」
「純哉はさっき飲んだやつ持って帰る?」
「お?いいの?」
「まだ時間も早いし純哉の家で飲みなおせば?」
主任の家で?飲みなおす?
「待っててくれれば十二時ぐらいには俺も行けるし」
「は?」
「初日の出も一緒に見に行けなかったし、俺だって桃華ちゃんと話ししたいし」
「なにそれ、わけわかんねー」
主任がおもいっきり嫌がってます。
そうだよね。いきなり家に来るとか言われたら普通はこうなるよね。
「ね?桃華ちゃん。どうかな?」
「あ、あの。でも……」
目の前の主任を見る。
だって、嫌だってオーラすごく出てるし。
「……実は昨日、俺の誕生日だったんだよねー。桃華ちゃんにお祝いしてもらいたいなーなんて」
少しだけ寂しそうに言う朔也さん。
お誕生日って知ってたらちゃんと準備してきたのに!
今日ここにくるんだし、主任もそういうこと言ってくれればいいのに。
「え?!そうなんですか?お祝い何も用意してなくて、」
「だから、いいよ?これからお祝いしてくれたら、ね?」
ね?って朔也さんのそのウインク一つの攻撃力は半端ないんですって。
至近距離で、それってほんとやめていただきたい。
だって、視線の隅っこに見えてる主任がすごい形相で睨んでるから。
こ、怖いです、主任。
「主任も迷惑じゃ―――」
「そんなわけないから、大丈夫。な?純哉」
「あ?」
「大丈夫、だよな?」
後ろを向いて主任に言っている朔也さん。私からは見えないけれど、主任に何か言ってるような…
「……早く、来いよな。天ヶ瀬さんだって疲れてるんだから」
「おっけーわかった。クローズしたらなるべく早く行くよ」
そう言うと、いつものように丁寧にお辞儀をして戻っていった朔也さん。
えっと、なにこれ。
主任のおうちに行って朔也さんと主任と三人で飲むの?