彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)
静かになってしまった部屋に一人呟く。
「なんで帰っちゃうのよ、潤にぃ……」
自分がひどい言い方をして追い返しておいて、都合のいい事だってわかってるけど。
いつもなら強引にでも何があったかを問いただしてくれるのに。
潤兄に聞いて欲しかった。
潤兄に聞いてみたかった。
私はこの先どうしたらいいのか
私をこの先、導いて欲しかった。
*****
ピピピピ……
いつもの携帯の電子音で目覚める朝。
今までのは感じたことのない頭痛を感じた。
潤兄の帰った後、私はひとり飲み続けた。
何も食べずに梅酒だけを。
目が覚めてみれば、ベッドにはいたものの掛け布団を握り締めて丸まって寝ていた。
飲んでる途中で眠くなって無意識にベッドにもぐりこんだみたい。
テーブルの上には潤兄の飲んだビールの缶と私の飲んでいた梅酒の缶が三本。
普段飲めない私が飲み続けるといってもそれが限界だったらしい。
痛む頭に抑えながら携帯を見ればゆっくりと出社準備している余裕は、ないらしい。
メールの受信が一件。
『飲みすぎんなよ』
十二時過ぎに潤兄からのメール。
もうその頃にはすでに、遅すぎたみたいです潤兄。
「…いったぁー…」
これが噂に聞く二日酔いってものらしい。
もちろんこんなこと人生で初。
お酒が合わないって分かった時も、すぐに寝ちゃう体質だったためにこんな風になったことはない。
「あぁもう…ありえない」
そんな風に呟くも、自分の責任なんだから仕方がない。
のろのろと家を出る準備を進めていく。
何も食べたくないけど、胃に何か入れないと薬も飲めないから仕方なく、栄養補助食品を無理やり口に押し込んでから薬を飲んだ。
「まだ火曜日なのに……ハァ」
自業自得。
まさにそんな火曜日の朝。
「なんで帰っちゃうのよ、潤にぃ……」
自分がひどい言い方をして追い返しておいて、都合のいい事だってわかってるけど。
いつもなら強引にでも何があったかを問いただしてくれるのに。
潤兄に聞いて欲しかった。
潤兄に聞いてみたかった。
私はこの先どうしたらいいのか
私をこの先、導いて欲しかった。
*****
ピピピピ……
いつもの携帯の電子音で目覚める朝。
今までのは感じたことのない頭痛を感じた。
潤兄の帰った後、私はひとり飲み続けた。
何も食べずに梅酒だけを。
目が覚めてみれば、ベッドにはいたものの掛け布団を握り締めて丸まって寝ていた。
飲んでる途中で眠くなって無意識にベッドにもぐりこんだみたい。
テーブルの上には潤兄の飲んだビールの缶と私の飲んでいた梅酒の缶が三本。
普段飲めない私が飲み続けるといってもそれが限界だったらしい。
痛む頭に抑えながら携帯を見ればゆっくりと出社準備している余裕は、ないらしい。
メールの受信が一件。
『飲みすぎんなよ』
十二時過ぎに潤兄からのメール。
もうその頃にはすでに、遅すぎたみたいです潤兄。
「…いったぁー…」
これが噂に聞く二日酔いってものらしい。
もちろんこんなこと人生で初。
お酒が合わないって分かった時も、すぐに寝ちゃう体質だったためにこんな風になったことはない。
「あぁもう…ありえない」
そんな風に呟くも、自分の責任なんだから仕方がない。
のろのろと家を出る準備を進めていく。
何も食べたくないけど、胃に何か入れないと薬も飲めないから仕方なく、栄養補助食品を無理やり口に押し込んでから薬を飲んだ。
「まだ火曜日なのに……ハァ」
自業自得。
まさにそんな火曜日の朝。