彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)
6月も終わろうとしていた週末、遅い時間に電話をしていた。
平日は仕事で遅くなることの多い主任とはほとんどメールのやり取りだけで、私は週末のこの時間をすごく楽しみにしてる。
「7月って忙しいんですか?」
『んー、そんなでもないと思う』
最近ではすっかり言葉使いがプライベート仕様になっていてすごく嬉しい。
主任のプライベートに入り込めてるんだって思える。
「そうですか」
『どうした?』
「あ、いえ、今月は忙しかったから来月はゆっくりできるといいなぁって」
『モモも、忙しかっただろうし、ゆっくりして』
危ない危ない。
うっかり言ってしまいそうになった。
せっかくだからビックリさせたいんだよね。
朔也さんにも協力してもらって、7月の連休に主任にこっちにこないようにしてもらった。
あとはもう当日行くだけ。
今回は朝ごはんメニューを朔也さんに教えてもらって完璧にできるまで何度も練習した。
お茶しか淹れられなかった事を考えるとかなりの進歩だけど、主任に見合う人になるまでにはまだまだ修行が必要。
いつの日か、主任に美味しいご飯を作ってあげたい。
「モモが作るのは何でも美味しい」なんていってもらえるのが夢。
だから今回はそれの第一歩。
緊張しないでやれば大丈夫って朔也さんも言ってくれて、主任の家に置いてくる用の調味料セットもプレゼントしてくれた。
よーし、がんばろう。
平日は仕事で遅くなることの多い主任とはほとんどメールのやり取りだけで、私は週末のこの時間をすごく楽しみにしてる。
「7月って忙しいんですか?」
『んー、そんなでもないと思う』
最近ではすっかり言葉使いがプライベート仕様になっていてすごく嬉しい。
主任のプライベートに入り込めてるんだって思える。
「そうですか」
『どうした?』
「あ、いえ、今月は忙しかったから来月はゆっくりできるといいなぁって」
『モモも、忙しかっただろうし、ゆっくりして』
危ない危ない。
うっかり言ってしまいそうになった。
せっかくだからビックリさせたいんだよね。
朔也さんにも協力してもらって、7月の連休に主任にこっちにこないようにしてもらった。
あとはもう当日行くだけ。
今回は朝ごはんメニューを朔也さんに教えてもらって完璧にできるまで何度も練習した。
お茶しか淹れられなかった事を考えるとかなりの進歩だけど、主任に見合う人になるまでにはまだまだ修行が必要。
いつの日か、主任に美味しいご飯を作ってあげたい。
「モモが作るのは何でも美味しい」なんていってもらえるのが夢。
だから今回はそれの第一歩。
緊張しないでやれば大丈夫って朔也さんも言ってくれて、主任の家に置いてくる用の調味料セットもプレゼントしてくれた。
よーし、がんばろう。