彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)
フトモモ天使: 皆さんのおかげで50になれましたー^^
雪姫: モモちゃんおめでとー
o(*’▽’*)/☆゚’
CUBE: 50おめ
フトモモ天使: ありがとうございます^^
♪~ピロン~
ゲーム内でのメールボックスに何か届いたらしい。
それはキューブさんと雪姫さんからで、装備箱と50武器、しかも高精錬。
高精錬武器って、攻撃力は高いけど値段も高い。だから私はノーマル武器で。
フトモモ天使: 雪姫さん、キューブさん、ありがとうございます^^
雪姫: 頑張ったモモちゃんにご褒美♪
CUBE: 同じ銃だしね
へー、。そうだったんだ、
キューブさんて銃だったんだー。なんかちょっと親近感。
フトモモ天使: あの、頑張ります!
雪姫: モモちゃんは、かわいいよね~^^
CUBE: 雪姫、食うなよ……
雪姫: 食わないよΣ(´Д` )たぶん
CUBE: たぶんかよw
どうもこの二人の会話は……
jun: こん
スーラ: お ジュン今日は早いな
jun: 仕事早く終わったんだよ
スーラ: めずらしいな^^
雪姫: ジュンちゃん聞いて モモちゃん50になったんだよ~
jun: へー
へーって。そうだよね、50なんてたいしたことないもんね。でもなんかもうちょっと、嘘でもおめでとーとか……
♪~ピロン~
あ、またポストになんか届いた。
え?ジュンさんから?
フトモモ天使: あの、ジュンさん。これ?
jun: もう使わないしやるよ
やるよってこれ。乗り物で。
レベルが低いとはいえ、課金アイテムで。今だって市場で売ったら十分な金額になるはずで。
そんな高額のものいただけないっていうか。
フトモモ天使: でも、あの、これ乗り物ですよ?
スーラ: モモちゃんもらっときなよ^^
こいつ金持ちだからそのぐらいたいしたことないから^^
雪姫: ジュンちゃん、ふとっぱら~
CUBE: うん、もらっとけ
フトモモ天使: あの、じゃあ乗り物買えるようになるまでお借りしますね^^
そうは言ったものの。やっぱり気になってjunさんにささやきでもう一度、
【ありがとうございます。乗り物買えるように頑張りますね^^】
【返さなくていい モモは頑張ったんだろ?】
って。
『モモは頑張ったんだろ』
文字で見ただけなのに、何故かその言葉が頭の中で聞こえた気がして。
口は悪いけど、ジュンさんの優しさに初めてふれた気がした。