優しさは灰色
あとがき
はじめましての方もお久しぶりの方もどうも、ひい。です!
夏が過ぎ去り、そろそろ秋になりますね。急に冷えるようになって来て、私は風邪を引きました。血を吐きそうな咳をしていると周りに言われてしまいました。みなさんも体調にはお気をつけください。
なんだか冒頭から締めの挨拶のようになってしまいましたが、少しだけ作品についてもお話させてください。
今回の『優しさは灰色』は所属している大学の文芸部の部誌用に書いた作品となっております。学祭にて販売するもので、テーマは『文房具』です。
内容を考えていた時に「消しゴムのおまじないとか?」と言った私に部員が「そういう可愛い〜お話にするんやろうと思ってた!」と言ったので、それなら可愛さをなくしてみよう! と書いたのがこの作品です。
ですが急いで書いたせい、最後までラストシーンの展開を迷っていたせいでしっくりこないものになってしまいました。表紙だけは気に入っていたので、いつかまたドロドロした話を書きたいと思います。
あとはたけのこ派ときのこ派のシーンを書くのが楽しかった思い出があります。
きのこ派の気持ちがわからないたけのこ派である私に、美味しいところを教えたくれた方がいましたので、その時書いていたこちらの作品にその描写を入れてみました。
未だにその考えは理解できませんが、まぁいいでしょう。たけのこ美味しい。
優しいところが好き。
優しいところが嫌い。
優しくなれない自分が、大嫌い。
そんなふうに考え、きつい言葉を選んで、間違えてばかりの真。鳴瀬との関係がどう変わっていくのかは鳴瀬次第ですね。
好きな人に優しくできない系男子よ、頑張れ。
それでは、読んで下さった方に溢れるほどの愛を押しつけて。
2017/09/29