キミは俺のモノでしょ
明日も明後日も明々後日も、来年も再来年も。

こんな毎日を繰り返すのかと思うと嫌気がさした。


俺はうららがウザくて仕方なかった。

消えて欲しかった。


うららだけじゃない。雫さんもだ。

俺には『母』も『妹』も必要なかった。


ひとりになりたかった。


お願いだから、ひとりにして欲しかった。
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