キミは俺のモノでしょ
気がかりな三者面談もようやく終わり、

母から遊園地行きの許可ももらえ。

あとは日曜日を楽しみに待つだけ。


……そのはずなのに。


なぜか妙に胸がざわつくのは一体なぜかなんてこと、このときのわたしは知る由もなかった。


だけどその理由がわかる日は、そう遠くなくて。


わかったところで、
どうしようもなかったんだ——。
< 237 / 438 >

この作品をシェア

pagetop