キミは俺のモノでしょ
兄とのこと……?
「どこまでいってんの? あんたら」
――っ!?
「相変わらずストレートだなお前」
「永浜も気になってんでしょ?」
「……まぁ。そうだけど」
「どこって……えぇ、架里奈と永浜くんは、兄とわたしのこと気になってたの?」
「もちろん。あたしは、補習あった日からモヤモヤしてる」
「俺も」
「だよねぇ?」
「今だから言うけど。あれは異様だった」
――異様?
「あたしらの前で見せた笑顔がニセモノっぽかったし」
「胡散臭かったよなぁ。あのときってさぁ、俺らと……というか俺と残らせるの嫌で、雅はうららの手を引いて強引に連れて帰ったんだろ」
「……まさかっ!?」
「俺的には、そうに見えた」
「はいはーい、あたしも」
なんでそうなるの!?
「どこまでいってんの? あんたら」
――っ!?
「相変わらずストレートだなお前」
「永浜も気になってんでしょ?」
「……まぁ。そうだけど」
「どこって……えぇ、架里奈と永浜くんは、兄とわたしのこと気になってたの?」
「もちろん。あたしは、補習あった日からモヤモヤしてる」
「俺も」
「だよねぇ?」
「今だから言うけど。あれは異様だった」
――異様?
「あたしらの前で見せた笑顔がニセモノっぽかったし」
「胡散臭かったよなぁ。あのときってさぁ、俺らと……というか俺と残らせるの嫌で、雅はうららの手を引いて強引に連れて帰ったんだろ」
「……まさかっ!?」
「俺的には、そうに見えた」
「はいはーい、あたしも」
なんでそうなるの!?