俺様野郎とパシリなあたし






あたしはごみ袋をギュッと縛る。


そして暢気に鼻歌を歌ってるトモを指さした。


「違うよトモ。これはモテてるんじゃなくて嫌がらせなんだよ、きっと」


「「はぁ?」」


……な、何?


あたしの発言に、目を真ん丸くした二人。


声を揃えた二人に、こっちが驚きそうになる。


あたし、変な事言った…?


本気で首を傾げていたら、ちいちゃんが呆れて言った。







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