俺様野郎とパシリなあたし

3.特攻服のお友達







「きゃーっ!明菜超似合う!」


…つ、ついに


ついに来てしまった。


隣にいるちいちゃんは、手を合わせて喜んでいる。


対象的にあたしはブルーな気分で…


「もう…抜け出したい」


この言葉一つだった。


鏡の中にいる自分の姿は、日本人とは思えぬ格好。


「ねぇ…大丈夫なのこれ?」


不安になったあたしはちいちゃんに答えを求めるけど。


「大丈夫!可愛すぎ!!」の一点張り。






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