俺様野郎とパシリなあたし






ヤバイ、蓮がカッコイイ。


や、容姿は完璧だけど、さらに王子様度が上がったかんじ。


「一生、その格好でいた方がいいよ」


「お前正気か?」


ビラを拾いながら蓮に視線を向けると、やたらあたしを見ている事に気がついた。


「何?」


なんか蓮に、こうも視線向けられてると落ち着かない。


怪訝そうなあたしに、蓮は腕を組みながらサラリと言った。


「明菜、胸ねぇな」







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