俺様野郎とパシリなあたし






……と、あたしはこんな所で、油売ってる場合じゃない。


蓮のこと、探さなきゃ…


そう、また一歩踏み出そうとしたときだった。


「あ……」


目の前にできた影に、あたしは短く声を漏らした。


「カーノジョ♪」


「……蓮」


そう、目の前に立っていたのは…


今あたしが1番探していた奴…蓮だったから。








< 270 / 769 >

この作品をシェア

pagetop