俺様野郎とパシリなあたし






メガネ…?


手探りで探す彼の横に、落ちていたメガネを拾ってあげた。


「はいメガネ。これでしょ?」


そっと彼にメガネをかけてあげる。


と、その途端。


「あ、あ…明菜さんっ!?」


「え…?」


彼の顔はビックリするくらい、ボンッと真っ赤になった。


耳まで紅潮した彼に、目を真ん丸くして、額を触った。


「大丈夫!?熱あるんじゃない?おでこ熱いよ!」






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