俺様野郎とパシリなあたし






「じゃ、俺寝るから。」


いつの間にかベットの中にいる蓮に、二人は開いた口が塞がらない。


「アイツほど、自由奔放な人間はいねぇな、きっと」


「ある意味、天然記念物だな、ありゃ」


床に入って3秒足らずで夢に落ちた蓮を見て、二人は笑った。


「…俺の…睡眠、邪魔した…奴…は、許さ…ねぇ……」


蓮の寝言と共に…


最高?最悪な林間学校は、過ぎてゆくのでした。






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