俺様野郎とパシリなあたし






そして、次に目を向けられたのは、あたし。


「うっそぉっ!蓮、蓮、蓮、蓮れー――ん!この美少女は誰!?まさか蓮の彼女!?」


案の定といった形で、勘違いし始める蓮のお母さん。


「なっ!ち、ちげぇ!」


普通に返せば良いものの、なぜか動揺して噛んでしまった蓮。


「やっぱり!そうなの!?きゃあっ♪可愛い子ねー!」


「違うっつてんだろ!」


だから、見事に誤った情報が、蓮のお母さんに伝わってしまった。






< 433 / 769 >

この作品をシェア

pagetop