俺様野郎とパシリなあたし





それから洗濯物を干して、もう一度蓮の方を見た。


次は部屋にあった雑誌を広げて、自分の世界に入ってる。


一行に帰らない蓮に、少し怒りながら言ってみた。


「ねぇ?蓮帰らないの?」


「は?」


「は?じゃないよ。お風呂入りたいし早く自分の部屋に戻ってよ。」


時計を見ると時刻9時近く。


そろそろお風呂に入りたい。


だけど蓮は、あたしの言葉とは裏腹にとんでもない事を言ってくる。






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