俺様野郎とパシリなあたし





蓮はあたしの目線の位置に腰を曲げた。


「じゃあ、一緒に入る?」


「……。」


はぁ!?


今なんて言った!!?


一緒に入る?


誰が!?


アタシが!?


「ふ、ふざけんな、バカ!」


「あっそ。でも明奈さっき俺にクッション当てただろ?」


「え…?」


「俺が忘れてるとでも思った?」


蓮のヤツ…!


あれ覚えてたの!?






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