俺様野郎とパシリなあたし
「当てたよーな?…当ててないよーな?」
はぐらかすあたしに、蓮は怪訝そうな顔。
その瞳がまた、何かを見透かすようで冷や汗が出る。
「嘘つき。」
「良いでしょ、もう終わったんだし?」
「ダメ。」
「なによ…蓮のバカ。」
「バカは明奈の方。」
だから、アタシは何をすれば良いのよ?
そんな疑問を抱きながらも、蓮の言葉は止まらない。
「なに…?」
そうアタシが言った時だった。
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