俺様野郎とパシリなあたし






―――――――――…☆


「マジでごめん!!」


「いいよ全然、こんなのすぐ治るし」


保健室の静かな部屋、あたしの太ももにできた痣を見て、優悟が頭を下げた。


でも、正直あたしは出来てしまった痣よりも、いつ来てもいない保健の先生の方が、気になってしまっている。






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