俺様野郎とパシリなあたし






クイッと半ば強制的に上を向かされたあたしの目に映るのは、蓮の自信満々な表情で…


あぁもう、何でそんな顔すんのよ。


涙で歪む、蓮の自信満々な顔を見て、そんな事を思った。


そして、同時に思い出したのは今日の保健室での事で…


優悟になんて返事しよう?


と、今はどうでもいい事を考えてしまった。


だけど、どうでもいい事をを考えてしまうのは、そうしてないと落ち着いていられないからであって…






< 645 / 769 >

この作品をシェア

pagetop