俺様野郎とパシリなあたし






な…なんで!?


って、それは蓮が引っ張ったからなんだけど。


でも…む、ムリ!!


何が何なのか…小さい脳みそしかないあたしには、理解できません!!


とりあえずこのままじゃ、危険だって事は本能的に感じた。


「でないと…。」


そう呟いて、蓮の布団から脱出しようと試みる。


はいつくばって、歩伏前進のようにして進んだ。


大きなタブルベットは中々出口に出ない。







< 75 / 769 >

この作品をシェア

pagetop