俺様野郎とパシリなあたし






―――――――――…☆


「ねぇ、ところで今日は何しにきたの?」


あれから寮を出て、渋谷駅に着いたあたし達。


相変わらず若者達で、ごった返していて、人に酔いそうなくらい。


蓮は言いたくないのか、あたしの質問にはスルーで、スタスタと我が道を行く。


「まじ、ヤバくね!?超カッケーよ、あの人」


「あたし、モロタイプなんですけどぉ〜」


「あの隣にいる女、彼女!?マジで世の中、不公平だしー」







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