「(ラブレター)」
また別の日の事、どういう流れでその話になったのかは忘れちゃったけど、将来の話になった。私には一応将来の夢があってそれをキミに言ったら「凄いね。」って言ってくれた。別にキミは流れでそう言ってくれただけなのかもしれないけど、本当に本当に嬉しかったんだ。
これはキミには言ってないことだけど、その時まだ学力が追いつかなくて、将来のことで家族とももめてたし、学校や塾の先生にも「このままじゃ厳しい」と言われ、しまいには「他になりたいものはないの?」と私の夢まで否定されそうになってた時で、自分はどうしたらいいのか迷ってて、泣きたかっけど、苦しいのは世の中の受験生皆一緒だし、泣いたらなんだか負けな気がして泣けなくて、でも誰にもこの苦しい気持ち言えなくて辛かった時だったから、嘘でも、冗談でもその言葉がとても嬉しかったんだ。その一言のお陰で迷ってちゃいけないと思えた。もう1回頑張ろうって思えた。
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