副社長には内緒☆番外編☆
「弘樹君!」
「たまには俺にもカッコつけさせてよ。香織にプレゼント」
そう言って微笑んだ俺に、香織は
「ありがとう。でもたまにしてね。私あんまり返せないから」
少し恥ずかしそうに、物を貰う事を当たり前のように言わない香織に惚れ直したのは言うまでもない。
高層階に向かうエレベーターに乗って53階へと向かう。
ポンという音ともに、静かに開いたドアの向こうに夜景が見えた。
「うわー!すごいキレイ」
小走りに窓の方に走っていった香織をゆっくりと追いかけた。
「今日は遠くまでキレイにみえるな」
俺も夜景を見ながら隣の香織に目を向けた。
「弘樹君ってやっぱり大人だね」
不意に言われた言葉に驚いて香織を見ると、真っすぐな瞳とぶつかった。
「どうした?」
その真剣な瞳の意味がわからずに問いかけると、
「私じゃ……」
香織の言葉を遮るように、「弘樹!」そう呼ぶ声に俺はその声の方を見た。
「たまには俺にもカッコつけさせてよ。香織にプレゼント」
そう言って微笑んだ俺に、香織は
「ありがとう。でもたまにしてね。私あんまり返せないから」
少し恥ずかしそうに、物を貰う事を当たり前のように言わない香織に惚れ直したのは言うまでもない。
高層階に向かうエレベーターに乗って53階へと向かう。
ポンという音ともに、静かに開いたドアの向こうに夜景が見えた。
「うわー!すごいキレイ」
小走りに窓の方に走っていった香織をゆっくりと追いかけた。
「今日は遠くまでキレイにみえるな」
俺も夜景を見ながら隣の香織に目を向けた。
「弘樹君ってやっぱり大人だね」
不意に言われた言葉に驚いて香織を見ると、真っすぐな瞳とぶつかった。
「どうした?」
その真剣な瞳の意味がわからずに問いかけると、
「私じゃ……」
香織の言葉を遮るように、「弘樹!」そう呼ぶ声に俺はその声の方を見た。