副社長には内緒☆番外編☆
「でもさ、香織。私から見れば香織を大事にしてるようにしか見えないよ?大事にされてるって感じないの?」
「感じない事はないけど……」
押し黙った私に、莉乃は追い打ちをかけるように、
「じゃあさ、香織から迫っちゃえばいいんじゃない?」
「はぁ??」
男性恐怖症の莉乃の言葉に、私は啞然として莉乃を見つめた。
「だから、香織から迫るの。弘樹さんに。だって香織は好きなんでしょ?出会いがナンパだろうが、弘樹さんがもしかして遊びだろうが、香織が好きなら当たって砕けなきゃ!今までの香織ならそうしてたと思うけど?」
大きな瞳をキラキラしながら、莉乃は私を見た。
「他人事だと思って……」
軽く睨んで言った私に、ペロっと舌を出して莉乃は笑った。
でも、確かに私らしくない。
悩んでいても弘樹君の気持ちはわからない。
「うん、そうだよね……。私は弘樹君が好き!うん……好き!責めるしかないね!自分で弘樹君を落としに行く!」
立ち上がる勢いで言った私に、莉乃はパチパチと手を叩くと、
「それでこそ香織!」
とニヤリと笑った。
「感じない事はないけど……」
押し黙った私に、莉乃は追い打ちをかけるように、
「じゃあさ、香織から迫っちゃえばいいんじゃない?」
「はぁ??」
男性恐怖症の莉乃の言葉に、私は啞然として莉乃を見つめた。
「だから、香織から迫るの。弘樹さんに。だって香織は好きなんでしょ?出会いがナンパだろうが、弘樹さんがもしかして遊びだろうが、香織が好きなら当たって砕けなきゃ!今までの香織ならそうしてたと思うけど?」
大きな瞳をキラキラしながら、莉乃は私を見た。
「他人事だと思って……」
軽く睨んで言った私に、ペロっと舌を出して莉乃は笑った。
でも、確かに私らしくない。
悩んでいても弘樹君の気持ちはわからない。
「うん、そうだよね……。私は弘樹君が好き!うん……好き!責めるしかないね!自分で弘樹君を落としに行く!」
立ち上がる勢いで言った私に、莉乃はパチパチと手を叩くと、
「それでこそ香織!」
とニヤリと笑った。