夢を追え!!

罪悪感がないわけじゃない。

でも、あのままじゃオレにとっても、愛華にとっても悪いままだ。

「雪兎くん、それは受け取っても、仲直りはしていいと思うよ」

「…そうだな」

今すぐには無理でも、愛華は幼なじみだ。

このまま仲違いをしたいわけじゃない。…心配かけてるのも、全部分かってるから。

ため息をついて、退部届を握りしめた。
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