夢を追え!!

「今年はやる気ある奴が多いな」

先輩はオレと彰矢に視線を向けた後くまと滝原に視線を向ける。

昨日も前に立ってたし、多分キャプテンだろうな…。

「1年7組滝原豹馬です」

「同じく、大熊刃です」

「滝原に大熊だな。歓迎するぜ。それにしても、入学式2日目で5人も入部希望がいるなんてな」

5人?…ということは、後1人いるってことか?

その時、なんか気配がしたような気がして振り返った。

「ッゲ!?バレタ」

…え?オレより小さい……。小学生?

「……ちっさ」

ブチッと何か切れた音が聞こえた気がする。しまったと思った時には拳が飛んできたのをギリギリでキャッチする。

地雷だった…。

「んだよてめぇ。てめぇだってチビだろうが!」

「チビって認めてんのかよ!?」

「うるせぇ!!」
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