君と、私の365日
ー 夜の闇に咲く華 ー
*君との出会い*
長い茶髪の髪を揺らした女は夜なのに、サングラスをかけ〈club 華蓮〉の、ドアを躊躇うことなく開けた。
「おはようございます!」
「おはよう、羅夢〈ラム〉」
夜の仕事のかわす挨拶は、まずおはようから始まる。
あたし、羅夢こと、花月 凛〈カヅキ リン〉は、ごくごく普通の17歳。
正直、18歳以下の女の子を雇う店に批判はあるかも知れないが、あたしには此処で働くしか、生きてはいけない。
学校は、たまーに行くぐらい。
あたしにとって学校は、"居場所"ではない。
「おはようございます!」
「おはよう、羅夢〈ラム〉」
夜の仕事のかわす挨拶は、まずおはようから始まる。
あたし、羅夢こと、花月 凛〈カヅキ リン〉は、ごくごく普通の17歳。
正直、18歳以下の女の子を雇う店に批判はあるかも知れないが、あたしには此処で働くしか、生きてはいけない。
学校は、たまーに行くぐらい。
あたしにとって学校は、"居場所"ではない。
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