君と、私の365日
「しかし、可愛いよね」青色頭の蓮は頷く。



見る目は優しい顔。


まるで、恋してるみたいなそんな顔。




「俺、ちょっとトイレ」ついに限界きたらしい、金髪野郎の仁がそう言い出ていった。


ここに置いとくの不安すぎる。


ーーーーーーーガラッ。



「総長!あの実は‥‥あれ?凛ちゃん?」



はぁ?


凛?


部屋に入ってきたのは、仲間の頼(らい)。


今時珍しい黒髪。


思わず全員が、頼を見る。


「ひっ!!怖いっす、まぢ。なんすか、なんで凛ちゃんが?まさか‥‥‥拉「拉致ってないから」



頼の心を読んだ新一がすかさず言うと、頼は安心した顔をする。
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