君と、私の365日
ーーーーーーー


「今日は新しい幹部・頼と、頼の彼女の御披露目だ。

じゃあ、最初に頼。挨拶」


総長が、言うと、ざわついた倉庫も幾分静かになる。


「幹部になりました長谷川 頼。

一つだけ言いたい。


凛に手を出したら、許さないから。


そのつもりで」



ニヤリ、と笑う目は、真っ黒だ。


「「「「はい‼分かりました‼(こえーよ、マジで)」」」



「次は、姫として、花月 凛」


はい、とか弱い声が倉庫に響く。
< 27 / 109 >

この作品をシェア

pagetop