君と、私の365日
その日、私は夢を見た。
目の前に聖也がいた。
笑ってる。
「凛、もう大丈夫だ。
君は消えないよ。決して、消えさせはしないーー消えるのは俺の方だ。」
「何言ってるの?私わかんないよ」
涙でぐちゃぐちゃ、そんな顔で彼を見た。
ひどく透明な貴方。
「ごめんな、凛。悲しい想いさせてごめん、俺は"君の胸の中で生きてる"」
胸の中ーーーー?
どんどん、遠くに行く聖也に手を伸ばすと消えるそんな夢ーーーーー。
ひどく胸騒ぎがした。
ナースステーションに、向かう。
「すいません、私のドナー相手は誰ですか?」
泣いちゃダメ。違うかも知れない。
むしろそうであってほしい。
「凛ちゃん。10代の男の子ってことしか教えられないわ」
10代の男の子……?
まさか。。そんなわけないよね?
貴方は、生きてるよね……?
目の前に聖也がいた。
笑ってる。
「凛、もう大丈夫だ。
君は消えないよ。決して、消えさせはしないーー消えるのは俺の方だ。」
「何言ってるの?私わかんないよ」
涙でぐちゃぐちゃ、そんな顔で彼を見た。
ひどく透明な貴方。
「ごめんな、凛。悲しい想いさせてごめん、俺は"君の胸の中で生きてる"」
胸の中ーーーー?
どんどん、遠くに行く聖也に手を伸ばすと消えるそんな夢ーーーーー。
ひどく胸騒ぎがした。
ナースステーションに、向かう。
「すいません、私のドナー相手は誰ですか?」
泣いちゃダメ。違うかも知れない。
むしろそうであってほしい。
「凛ちゃん。10代の男の子ってことしか教えられないわ」
10代の男の子……?
まさか。。そんなわけないよね?
貴方は、生きてるよね……?