嘘つきなキミ(続編)
ーあいー

私ははやとのところへ向かった…


静かに病室の扉を開け中へ入った。


はやと「あい?」

「ごめん。起こしちゃった?」

はやと「いや。起きてた。寝れなくてな…」

「そっか…」

はやと「どうした?」

「…なんでもないよ。」


そう言って笑顔を見せた。


はやと「そっか。無理すんなよ。」

「ありがと。」

はやと「こあは?」

「うん…。部屋に籠ってるよ。。。」


思わず、俯いてしまった。

すると、はやとの大きな手がゆっくり私の頭の上に乗った。

私は俯いたまま唇を噛み締め、泣くのを我慢した。


はやと「泣きたい時は泣け。無理すんなって言っただろ。」


その言葉が合図となり私の目からは一粒、また一粒と、次から次へと涙が溢れ出した。
はやとは、泣く私を優しく抱きしめ背中をさすってくれた。


はやと「大丈夫だ。なにも心配するな。」

そう言ってはやとは、泣きじゃくる私を優しく包み込んでくれた。

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