嘘つきなキミ(続編)
ーはやとー
部屋のドアが静かに開いた。
看護師の巡視だと思い寝たふりをした。
しかし、椅子に座る音が聞こえ俺は薄めを開けた。
そこに居たのは看護師ではなくあいだった。
暗い顔をし、俯いてパイプ椅子に座っていた。
「あい?」
あい「ごめん。起こしちゃった?」
「いや。起きてた。寝れなくてな…」
あい「そっか…」
「どうした?」
あい「…なんでもないよ。」
そう言ってあいは引き攣った笑顔を見せた。
「そっか。無理すんなよ。」
あい「ありがと。」
「こあは?」
あい「うん…。部屋に籠ってるよ。。。」
あいはまた俯いてしまった。
俺はゆっくりあいの頭の上に手を乗せた。
あいは俯いたまま唇を噛み締め、泣くのを我慢している様に見えた。
「泣きたい時は泣け。無理すんなって言っただろ。」
その言葉が合図となりあいの目から次から次へと涙が溢れ出した。
俺は起き上がり静かに泣くあいをそっと抱きしめ背中をさすり続けた。
「大丈夫だ。なにも心配するな。」
泣きじゃくるあいが、少しでも安心出来るように…
部屋のドアが静かに開いた。
看護師の巡視だと思い寝たふりをした。
しかし、椅子に座る音が聞こえ俺は薄めを開けた。
そこに居たのは看護師ではなくあいだった。
暗い顔をし、俯いてパイプ椅子に座っていた。
「あい?」
あい「ごめん。起こしちゃった?」
「いや。起きてた。寝れなくてな…」
あい「そっか…」
「どうした?」
あい「…なんでもないよ。」
そう言ってあいは引き攣った笑顔を見せた。
「そっか。無理すんなよ。」
あい「ありがと。」
「こあは?」
あい「うん…。部屋に籠ってるよ。。。」
あいはまた俯いてしまった。
俺はゆっくりあいの頭の上に手を乗せた。
あいは俯いたまま唇を噛み締め、泣くのを我慢している様に見えた。
「泣きたい時は泣け。無理すんなって言っただろ。」
その言葉が合図となりあいの目から次から次へと涙が溢れ出した。
俺は起き上がり静かに泣くあいをそっと抱きしめ背中をさすり続けた。
「大丈夫だ。なにも心配するな。」
泣きじゃくるあいが、少しでも安心出来るように…