嘘つきなキミ(続編)
ーあいー

太陽の眩しさで目が覚めた。
横には気持ち良さそうに寝ているはやとの寝顔があった。

「なんでここにはやと?」

私はまだ寝起きでうまく回らない頭で昨日のことを思い出していた。

ぁあ。そうか、あのまま寝ちゃったんだ。


私は昨日の夜の事を思い出しながら、隣で寝ているはやとの寝顔を眺めていた。


はやと「ん…」

「おはよ。」

はやと「起きてたのか。」

「今起きたとこ。」

はやと「そうか。ゆっくり寝れたか?」

「うん。ごめんね…」

はやと「そんな事気にすんな。」

「ありがとう。」

はやと「おう。」


はやとはニヤッと笑い、頭を撫でてくれた。

はやとの優しさで思わず泣きそうになった。



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