嘘つきなキミ(続編)
ーこあー

「あのね、、、昨日お父さんに、酷いこと言っちゃったじゃん?それでね、ちゃんと謝んないといけないと思って…。」

はやと「そうか。そんな事考えてたのか。」


こあは、頷きお父さんの様子を伺った。


はやと「そんな事気にするな。お父さんは、こあの親だぞ。お友達には、ちゃんと謝らないといけない。でもな、親は子供の事ならなんでもお見通しだ。ましてや、ゆうきが亡くなった直後だ。本当は、お父さんも一緒に居させてやりたかった。でも、それは出来ないんだよ。それだけは、分かってな?」

「うん。分かってる。お父さん?ゆうきに最期に会わせてくれてありがとう。」


こあは、一生懸命頭を下げた。


はやと「助けてやれなくて、ごめんな。。」

「え?」

はやと「今更何言っても遅いんだけど、本当はゆうきのこと助けてやりたかった。。。」


お父さんは、困ったような、泣きそうな顔をした。
こあは、何も言えなくなった。


はやと「わりぃな。ちょっと寝るな。」


そう言ってお父さんは、私に背を向け横になった。


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