嘘つきなキミ(続編)
ーはやとー

こあは、静かに部屋を出ていった。

俺は大きな溜め息をつき、こうへいと撮った写真を手に取り写真の中のこうへいに話しかけた。


「なあ、こうへい。俺、どうすりゃいいんだよ。。もう、分かんねえよ。。。」



でも、こうへいは屈託の無い笑顔のまま何も答えてはくれなかった。


「おい、聞いてんのか?」


俺は屈託の無い笑顔で写ってるこうへいにデコピンをした。


「なんてな。。。」


そして、一筋の涙が俺の頬を濡らした。



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