嘘つきなキミ(続編)
ーあいー


部屋を出るとすぐにはやとの声が聞こえた。


『こうへい…俺もお前にあいてーよ。。。』


私とおばさんは、なにも言えず俯き、リビングへ向かった。



おばさん「はやとくんも、辛いのね…」

「そうですね…はやと、よくこうへいの写真見て、話しかけてるみたいなんです…。」

おばさん「そうなの…。ねえ、あいちゃん。ちょっと頼まれてくれるかな…?」

「え?なにをですか?」

おばさん「これ…。はやとくんに渡してくれるかしら。」


そう言って、おばさんは棚から1枚の封筒を出し出来た。


私は、こうへいの部屋へ向かった。



ーコンコン


「はやと、ちょっといい?」

はやと「ぁあ。」


はやとの声は少し枯れていた。


「これ、おばさんが渡してって。」

はやと「なんだ?」

「わかんない。」


はやとは、なにも書かれてない封筒を丁寧に開けた。





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