嘘つきなキミ(続編)
ーこあー


病院に着き、カウンセリング室へ向かった。
しかし、あいちゃんの姿はなかった。


そして、お父さんの病室へ向かった。

病室の扉は少し開いていた。


「あっ…」


お父さんとあいちゃんは手を繋いでいた。


こあは、病室へ入らず静かにデイルームへむかった。


お父さん達、もしかして…

もし、こあが思った通りなら2人は想い合ってる。。。

嬉しいような、寂しいような、複雑な心境だった。
でも、2人が幸せになれるならって思った。


お母さん…。
もう、いいよね?
お母さんが死んじゃってからお父さん、こんなにも自分を犠牲にして、家事も仕事も一生懸命頑張ってるんだから。。。
今も、難しい病気と闘ってる、、、
だから、お父さんの事支えてくれる人が必要だよね?



私は、デイルームの窓から空を見上げお母さんに問いかけた。








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