嘘つきなキミ(続編)
ーあいー

私...生きてたんだ。
なんで、迎えに来てくれないの...


私はベッドから空を見上げた。



あなたが居ない世界で生きていく事がこんなにも辛くて、苦しいなんて思わなかった...
ねえ、どうして私を置いていったの?

もっとあなたといろんなところに行きたかった...
もっといろんな事がしたかったよ...

文化祭も絶対来るっていったじゃん...
なのに、どうして...?
わたし、いっぱい探したんだよ...
でも、あなたを見つける事が出来なかった...
約束くらい...守ってよ...



こうへいに...
逢いたいよ...



わたしは静かに涙を流した。
そして、わたしそのまま眠りについた...









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