嘘つきなキミ(続編)
最期の願い
ーはやとー
こあを学校へ送り出し俺たちは家を出た。
あい「はやとー?どこにいくのー?」
俺の横で運転するあいは、チラッとこっちを見た。
「まずは、こうへいの墓かなー?」
あい「え?」
「ずっと行ってやれなかったかったからな。」
あい「そうだね。」
あいは、そう言うとまず花屋さんに向かった。
あい「どの花にする?」
「かすみ草」
あい「え?」
あまりに即答だったのに、ビックリしたのかあいは、勢いよく振り向いた。
「かすみ草の花言葉って知ってるか?」
あい「花言葉?知らないー」
「感謝。」
あい「え?」
「こうへいには、たくさん助けられてきたからな。あいつが生きてた時も死んでからもな。」
あい「そうだね…」
俺はあいに微笑んだ。
あい「すみません。かすみ草2つ花束にしてもらえますか?」
店員「かしこまりました。」
「2つ?」
あい「うん。みゆきの分!!」
そう言ってあいは微笑んだ。
みゆきの生前の希望で海へ散骨した。
だから、みゆきのお墓はない。
俺の頭には?が浮かんでいた。
あい「いくよ!!」
そう言ってあいは微笑み、車へ乗り込んだ。
そして、こうへいのお墓につきさっきの花束を置いた。
あい「こうへい、いつも見守ってくれてありがとう。」
そう言ってあいは、こうへいのお墓に手を合わせた。
あい「でね、こうへいにお願いがあるんだけどね、みゆきお墓ないじゃん!だから、みゆきの分も置かせて欲しいんだ!!いいかな?」
そう言うと、さっきまで無風だったのに、優しい風が吹いた。
あい「ありがとう」
そう微笑み、こうへいのお墓にもう一つかすみ草を置いた。
「そろそろ行くか。」
あい「うん!また来るね!!」
そう言い、俺たちは車へ戻った。
こあを学校へ送り出し俺たちは家を出た。
あい「はやとー?どこにいくのー?」
俺の横で運転するあいは、チラッとこっちを見た。
「まずは、こうへいの墓かなー?」
あい「え?」
「ずっと行ってやれなかったかったからな。」
あい「そうだね。」
あいは、そう言うとまず花屋さんに向かった。
あい「どの花にする?」
「かすみ草」
あい「え?」
あまりに即答だったのに、ビックリしたのかあいは、勢いよく振り向いた。
「かすみ草の花言葉って知ってるか?」
あい「花言葉?知らないー」
「感謝。」
あい「え?」
「こうへいには、たくさん助けられてきたからな。あいつが生きてた時も死んでからもな。」
あい「そうだね…」
俺はあいに微笑んだ。
あい「すみません。かすみ草2つ花束にしてもらえますか?」
店員「かしこまりました。」
「2つ?」
あい「うん。みゆきの分!!」
そう言ってあいは微笑んだ。
みゆきの生前の希望で海へ散骨した。
だから、みゆきのお墓はない。
俺の頭には?が浮かんでいた。
あい「いくよ!!」
そう言ってあいは微笑み、車へ乗り込んだ。
そして、こうへいのお墓につきさっきの花束を置いた。
あい「こうへい、いつも見守ってくれてありがとう。」
そう言ってあいは、こうへいのお墓に手を合わせた。
あい「でね、こうへいにお願いがあるんだけどね、みゆきお墓ないじゃん!だから、みゆきの分も置かせて欲しいんだ!!いいかな?」
そう言うと、さっきまで無風だったのに、優しい風が吹いた。
あい「ありがとう」
そう微笑み、こうへいのお墓にもう一つかすみ草を置いた。
「そろそろ行くか。」
あい「うん!また来るね!!」
そう言い、俺たちは車へ戻った。