嘘つきなキミ(続編)
先生「ははは。」
先生は、急に笑い出した。
あい「先生...?」
先生「いやーごめんね。こうへいも普通のどこにでもいる男の子だったんだなーって!!」
あい「え?」
先生「今まであいつは、自分のためにとか誰かの為にとかなかったんだよ。だから、かっこ悪い所見せたくないって思う事もなかったわけ。全てを諦めていたから。病気だからしょうがないってね。でも、あいちゃんにだけはって思ったんだと思う。誰でもやっぱ好きな子にはかっこ悪い所見られたくないでしょ?それが健常者だろうが、病気だろうがね。」
あい「でも、こうへいは発作を起こしちゃった。それでも、よかったんですか?苦しいのはこうへいなのに...」
先生「それでも、こうへいは良かったんだよ。好きなこの前では特にね!!男なんてそんなもんだよ。まあ、医者として言うならよくないんだけどね。」
ふ
先生はそう付け加えた。
なんか、気持ちが少し楽になった。
それから私は何度かカウンセリングを受けた。
そして、学校に通う事も出来るようになった。
まだ心の底から笑う事は出来ないけど、止まっていた時間がほんの少しづつ動き出した。
先生は、急に笑い出した。
あい「先生...?」
先生「いやーごめんね。こうへいも普通のどこにでもいる男の子だったんだなーって!!」
あい「え?」
先生「今まであいつは、自分のためにとか誰かの為にとかなかったんだよ。だから、かっこ悪い所見せたくないって思う事もなかったわけ。全てを諦めていたから。病気だからしょうがないってね。でも、あいちゃんにだけはって思ったんだと思う。誰でもやっぱ好きな子にはかっこ悪い所見られたくないでしょ?それが健常者だろうが、病気だろうがね。」
あい「でも、こうへいは発作を起こしちゃった。それでも、よかったんですか?苦しいのはこうへいなのに...」
先生「それでも、こうへいは良かったんだよ。好きなこの前では特にね!!男なんてそんなもんだよ。まあ、医者として言うならよくないんだけどね。」
ふ
先生はそう付け加えた。
なんか、気持ちが少し楽になった。
それから私は何度かカウンセリングを受けた。
そして、学校に通う事も出来るようになった。
まだ心の底から笑う事は出来ないけど、止まっていた時間がほんの少しづつ動き出した。